#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

#寄宿学校のジュリエット 11巻 評論(ネタバレ注意)

最近まで戦争してた2国間の国境のダリア島に、なんでか設立された両国共有の名門・ダリア学園。木刀振り回して万年抗争状態の両国派閥のリーダー同士、黒犬派の露壬雄(ロミオ)と白猫派のジュリエット・ペルシアがみんなで内緒で禁断のお付き合いするラブコメ版ロミオとジュリエット。

ラブコメと生徒会とヤンキー漫画を足して「ロミオとジュリエット」で割ったような漫画だと思ってもらえれば。何を言ってるかわからねーと思うが。

今巻は
・前巻途中で復学した黒犬の狂犬女・玲音回
・露壬雄のテスト勉強をアシストする幼女先輩回
・入学してきた新一年生の白のギャル女と黒の狂犬男
 &入学してきた露壬雄の実家の狂犬メイド女回
・ラブコメ定番イベント、露壬雄の記憶喪失回

生意気な新1年生シメてやれ!という、ろくでなしでBLUESな展開?

お嬢様ヒロイン・ペルシャ、新1年生を理解しようとギャルに大変身!KAWAII!
\それな!/

あと八重歯サイドポニーで「だゾ」口調のサブヒロイン・蓮季は、今巻も健気で凛々しいイイ女です。あー、露壬雄にゃもったいない。

学園にやってきた新キャラ4人のうちギャル以外の3人が狂犬なんですけど、この漫画大丈夫でしょうか。

 

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#山を渡る -三多摩大岳部録- 1巻 評論(ネタバレ注意)

「なあ 俺たちこういう事して楽しいんだが あんたらは楽しかったか?」

「俺たち普通の新歓とかよく分からねぇし」

「やまはいつも楽な事ばなりじゃない」

「でもきっと 山岳部で体験する山の世界は
 今まで3人が見た事もやった事もない」

「冒険だよ」

伝統の三多摩大学山岳部は、人数不足で廃部の危機に瀕していた。部員は3年2人、2年1人のわずか3人。

新入生で見学に来たのは、秋田生まれの運動嫌い、長野生まれの虚弱体質、北海道生まれの読書好きの3人の少女だった。先輩部員たちはなんとしても逃がすものかと、正式入部に向けてあの手この手で勧誘する。

体験入部で高尾山登山とキャンプ飯、三種の神器その1・お古の雨具のリペア、その2・お古の登山靴のリペア。合間合間に先輩たちは、後輩たちが見たら尻込みして即退部するようなガチ登山。

新入生たちが高い用具はあきらめて、部室のお古を丁寧に丁寧にリペアして磨いた登山靴を見てワクワクしてる様子が微笑ましい。

全然ユルくない登山をHARTAコミックスらしく文学的にハイテンションに。

2年のゴリラ女・黒木がルックスは可愛いのに雑でゴリラで残念な感じだけど、山を登ってる姿だけはすごくかっこいい。 

#冴えないリーマンとヤンキー女子高生 2巻 評論(ネタバレ注意)

アニオタのリーマン・山田(26)が実家だと親がうるせーのでアパートで一人暮らしを始めたら、お隣さんが野良猫メンタルなヤンキー美少女ツンデレJKでしたラブコメ。

読む人によっては噴飯物かもしれませんが、自分はこの手の気軽に楽しく読める、おっさんの妄想が具現化したちょろいヒロインのラブコメが深みはないけどこれはこれで可愛くて大好きです。

紙書籍からkindle化がえらい待たされ、Amazonのレビューも「kindle化が遅いので星2つです」みたいなことになって、ようやくkindle化。

ヒロイン・まことのテスト勉強、成績アップごほうびに2人で焼く肉、動物園デート、クーラーが壊れたと主人公の部屋で2人でまったり。

恋人未満でイチャイチャしやがって、どうせ漫画なんだからさっさとセックスしろよ、と思いながら読んでたら、あれれ、あれ、あれれれ…

どうせ漫画だと思ってJKと正式にお付き合い始めてんじゃねえぞ人生ナメてんのかブッ転がすぞこの野郎!!

と「気軽に楽しく読める、おっさんの妄想丸出しのちょろいヒロインのラブコメがこれはこれで可愛くて大好き」だったのを一瞬忘れました。

次はすんなりkindle化おねしゃす。

 

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#乙嫁語り 11巻 評論(ネタバレ注意)

「エマ」の作者による、19世紀の中央アジアの遊牧民族の暮らしを舞台に12歳の少年・カルルクと彼に嫁いできた20歳の美女・アミルのおねショタ夫婦ものとしてスタートした作品。

綿密な取材をベースにした、見てきたかのような当時の文化の活き活きとした描写と、衣類やタペストリーの刺繍類の変態的なまでに美しい精緻な書き込みが特徴。

エピソードごとに主人公が移り変わり、「夫婦」をキーワードにした群像劇として続いて9年目の11巻。

今巻は英国人メガネ旅行者スミスと、彼が旅程で出会って恋した未亡人・タラスとのアンカラでの再会と結婚、旅の準備で湿板写真撮影の練習、その後の中央アジアへの復路の旅への出発から地中海沿岸のアンタリヤまで、とトルコが舞台。

夫を亡くして実家に戻り旅行者のスミスと出会うものの恋心を秘めて見送ったタラスが、再婚相手の厚意もあってスミスを追ってアンカラへ。この人には幸せになって欲しいので、無事に出会えて本当に良かったです。

「イサック」の時も思ったんですが高校の社会科選択が日本史だったせいか、漫画の舞台になる地理や世界史に疎く自分の教養のなさを痛感します。

勉強はできるうちにしておいた方がいいわ。

#海街diary 9巻 行ってくる【完】 評論(ネタバレ注意)

「みんなの気持ちはうれしいけど
 あたし別に出ていくわけじゃないもの」

「ちょっと遠い学校に行くだけ
 ちょくちょく帰ってくるし」

「あたしの家はここだから」

離婚で父が、再婚で母が鎌倉の家から出て行き、支え合ってそれぞれ社会人に育った三姉妹、幸、佳乃、千佳。生き別れの父の訃報で葬式に駆けつけると、腹違いの妹が。三度結婚した父の最後の妻で連れ子もいる継母と、慣れない土地で暮らすことになる妹。見かねた幸は一緒に暮らそうと告げ、三姉妹は四女・すずを加えて四姉妹に。

で始まった、1巻の第1話から既に名作、実写映画化もされた、鎌倉を舞台にした四姉妹のお話も12年かけて最終巻。

最終巻も四姉妹それぞれの恋に出産に旦那の消息不明にと色々ありつつ、すずが中学を卒業、女子サッカーの特待生として「ちょっと遠くの高校」へ。

すずが鎌倉へ来るところから始まったこの漫画は、すずが「行ってくる」場面で静かに幕を閉じました。

深夜0時のkindle配信開始を待ちながら、あらためて1巻を読み返してたんですけど

「卒業証書を肩に後ろも見ずに駆け出していく」

「あんたはもうあの時の泣き方も笑い方も忘れた小さな女の子じゃないのね」

ほんとにね。

#ガラスの仮面 25~27巻 「冬の星座」 評論(ネタバレ注意)

「豆だぬきがよく化けたごほうびに約束通りきみにたっぷりと花を贈ろう」

「豆だ…」

極寒のように凍える復讐心と春の太陽のような微笑み。マヤと亜弓に役どころを掴ませるため、月影先生は2人を精肉卸屋の−22℃の業務用冷凍庫に閉じ込めるのだった…!

月影先生…!恐ろしい子…!(白目

他、聖母のような微笑みの王女を理解するためマリア像の前で悟り開いちゃうマヤ、やさぐれ王女の憎しみを理解するため盛り場の裏路地で犬蹴ったりチンピラと刃傷沙汰寸前の亜弓さんなど。

異例の役作りも終え、丸々2冊かけて「冬の王女」公演編。

「配役が逆だ、ミスキャストだ!」と言われたマヤと亜弓さんは周囲を見返すことができるのか。マヤの演劇界復帰は受け入れられるのか。最初で最後かもしれないまともな共演にして競演の果てにマヤと亜弓さんが見たもの、得たものは。

作中劇の演目は重くてシリアスでしたけど、共演者として一緒に稽古したり生活を取り替えたりして、ライバルながら仲のよいマヤと亜弓さんが百合百合しくて眼福でした。
いろいろあった速水真澄とも憎まれ口叩きながらイチャイチャとまあ…

次巻からは紅天女への最後の挑戦権をかけた、運命の「忘れられた荒野」。

 

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#わざと見せてる? 加茂井さん。 1巻 評論(ネタバレ注意)

実録ガチ系の下ネタ・風俗ネタ・ドMネタ、お下劣でやたら面白い怪作 、「エムさん。」の作者。無駄に女の子が可愛く「ヒロイン立ててストーリーもの描いてくんないかな」と思ってた人も多いんじゃないでしょうか。

カースト「下の中」の漫画オタクの男子中学生と、カースト上位でスカート短い美少女ギャルの、王道の隣の席ラブコメ。やったぜ!

編集から「流行りのギャルもので」と言われ「ギャルなんてデジタルアーツのAVでしか見たことない」と実にこの作者らしく困惑した作者が、決してリア充じゃなかったはずの思春期時代の「ギャルっぽかった同級生の思い出と妄想」を引っ張り出して、トラウマも込めつつ暗くならずに楽しいラブコメに昇華。

設定は「高木さん」の系譜、タイトルにヒロインの苗字が入ってんのも共通ですけど、よくまあ皆さん読み味バラバラに個性を出して描きますね。

「あけすけ」で「はすっぱ」で小悪魔なヒロインがとても、とてもいいです。

フェチズムやチラリズムやふとももやパンツがこの漫画の大きな売りなのは決して否定しませんけど、それ以上に思春期の異性への憧憬と妄想をよくとらえた青春ラブコメ。

キラキラ!」のエミリ思い出すんだよね。

 

わざと見せてる? 加茂井さん。 : 1 (アクションコミックス)

わざと見せてる? 加茂井さん。 : 1 (アクションコミックス)

 

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#ガラスの仮面 23~24巻 「冬の星座」 評論(ネタバレ注意)

「(亜弓さん…)あの…よかったら一緒に帰らない?」

「(マヤ…)そうね いいわ 一緒に帰りましょう」

マヤと亜弓さんって顔に縦線入れて白目むいて「(恐ろしい子…!)」とか言い合ってる印象しかないので、たまに仲良く日常会話してるだけで百合に見えてきますね。「♪テケテーン」って「ラブ・ストーリーは突然に」のイントロ聴こえた気がしたわ。

姫川亜弓の相手役、「ふたりの王女」の王女役オーディション。生来備わる想像力とアドリブ能力に、近刊で身につけたパントマイムとリズムアクションも加わって、マヤのために設定されたかのような課題で無双!無双!無双!

三次審査まであるはずが、マヤが無双しすぎてライバルのMOB女優たちが全員戦意喪失で棄権して二次審査で終了。

晴れて大舞台で姫川亜弓の相手役に。

月影先生の差配で、花のように明るい王女をマヤ、復讐に燃える暗い王女を亜弓、と一般のイメージの真逆の配役に。なかなか役を掴めない2人、亜弓がマヤに持ちかけた秘策とは。

マヤは亜弓主演作に端役で出演が2度、日替わり主演の競演が1度ありますけど、今回は初めて同じ舞台でダブル主演。

今回は稽古までですけど、2人が仲良くしてると和むわー…

 

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#水曜日のシネマ 2巻 評論(ネタバレ注意)

映画マニアばかりのレンタルビデオ屋の職場で、独り映画鑑賞歴ほぼゼロでコンプレックス抱えた大学入りたてバイト始めたての女の子・奈緒(18)。

毎週水曜の仕事後に控え室で一緒にお勧め映画観てくれる、映画大好き無精ひげ店長42歳独身を好きになる、「恋は雨上がりのように」の映画好き版。

前巻最後で店長に告白した奈緒。店長の返事は「ありがとう」でも「ごめん」でもなく、「間違ってるよ」だった。

今巻は青春時代に「間違った」店長の回想、察して店長に説教する女友達、2人の仲の再構築。

「シザーハンズ」、「ドラゴンボール」、押井守いろいろ、「BTTF」、「(500)日のサマー」、「雨に唄えば」、「最強のふたり」。

「歳の差」「映画好き」が売りの恋愛ものだけど、ヒロインがやや薄いのと、店長が恋愛に無気力で下心を含めてもヒロインに惹かれてるように全然見えないのが、大人の責任とか葛藤とかナルシズムとか以前に、大丈夫かな。

男女ともそうそうドラマティックな性格してねえとか、ぶっちゃけ42歳独身の店長が今更生き方変えるの面倒くさいとか、リアルだったらあるあるなんですけど、恋愛漫画だしもうちょっとドキドキさせて欲しいというか。

 

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#6代目日ペンの美子ちゃん 評論(ネタバレ注意)

「邦キチ!映子さん」作者の、6代目「日ペンの美子ちゃん」まさかの単行本。

どういうことなのw

1話1ページ、8コマのショートギャグ。

最初の方こそ「いっけな〜い!!」で終わるクラシカルなドジっ子オチのフォーマットを堅守してますが…。

「まぁ、あなた社畜ね!」

「何でバンドマンって浮気するのかしら」

「美子ちゃん…あの時たすけていただいたウナギです」。

「私、バーチャルユーチューバーになるわ!」

「最近手を出した仮想通貨が火の車なのよ〜!!」

「そだねー日ペンだね」

「オッケーAI 日ペンの宣伝やって」

「日ペン代表だ!」「日ペン半端ないって!」

「つまり先にフェアプレーをやっとけば後からズルしても大丈夫って事ね!」

「ゾンビが日ペンを始める映画を撮る事にしたわ!」

「またスポーツ界でパワハラ問題!文書で告発すれば大丈夫よ!」

「目指すは宮沢りえと西田ひかる!」「古いよ!」

「今日はマグロ漁船に乗ってみたわ!」

ネタがどんどん時事な方に、メタな方に、毒な方に、シュールな方に、フリーダムな方に、日ペン関係ない方に。お腹いたいwww

なおアニメPVも制作されて、CVは平野綾と杉田智和、ハルヒとキョンのコンビ。

どういうことなのw

 

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#舞妓さんちのまかないさん 8巻 評論(ネタバレ注意)

京都花街を舞台にした舞妓さんの世界+働く女の子の日常+料理。

青森から上京して舞妓さんを目指すも候補から降りた屋形まかないのキヨ(16)が主人公というかヒロインなんだけど、青森以来の幼馴染で舞妓の百はな(ももはな)の雅で可憐な鉄人ぶり、超人と鉄人のダブルヒロインな感じ。

出がけにキヨからの手紙を渡された百はな。お座敷の間中も手紙が気になる…

ゴールデンウィークで混み合う京都、マスコット的存在の舞妓さんたちは何かと気を使う…

おどりの会千秋楽、恒例のひいき筋との打ち上げ。百はなのひいき筋は…

燃え尽き症候群の舞妓さんたち。まかないの台所がラピュタみたいなことに。

ご挨拶回りの準備で6時起き、お腹の音が騒がしい百はな。階下に降りると当然のように支度中のキヨ。

新入り理子の京ことばレッスン。めがね姉さんと喧嘩。

高校で後輩に告白されてる幼馴染の健太。桜を見てキヨを思い出す。

キヨの誕生日、百はなと健太のプレゼント。

「おかあさん」がたくさんいる舞妓さんたちの母の日。

キヨの冷蔵庫大掃除。みんなに伝染して…

キビキビほのぼのむしゃむしゃ、凛々しく可愛らしく美味しく。良い日常もの漫画だなーこれ。

次の巻も、おきばりやす。

 

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#ばらかもん 18巻【完】 評論(ネタバレ注意)

「先生」

「先生はもう 字書かんと?」

アニメ化もされた田舎暮らし日常コメディ、足掛け10年、最終巻。

書道界のイケイケの若手のホープ・半田清舟、授賞式で審査委員の偉い爺さん殴って謹慎。同じく書道家の大家の父親に、長崎は五島に修行に出される。慣れない島の暮らしに戸惑いつつも、おおらかな島民や子供達に囲まれ「先生」と呼ばれながら、若手芸術家としてブイブイ言わしてたカドが少しずつ取れて成長していく。

先生が島に来て1年、ヒロシは高校卒業して島を出、なるとひなは小学2年生に、美和とタマは中学3年生に。タマは少年誌に送った漫画が受賞。少しずつ変わっていく環境の中、先生の選択は。

アニメでも最後は先生は東京に帰るんじゃないか、なるを引き取って連れて行くんじゃないか、いや島に残るでしょ、いや一時的な修行でしょ、書道家の道が、いやそして何年後とかでなると結婚するでしょ。と最期どうなるのか、日常ものなりにいろいろ予想されてましたが、こうなりました。

「あーあ 一人で夕日でも見ようとおもってたのによ」

「一人で?」

「まぁ お前がいた方が楽しいか」

「うん なるもそう思う」

10年間お疲れ様でした。とても楽しい漫画でした。

#ガラスの仮面 21~22巻 「100万の虹」 評論(ネタバレ注意)

1冊半かけて「真夏の夜の夢」編、マヤは妖精パック役。可愛くて昔から好きなんですよね、マヤのパック。

地下劇場で公演を続ける「劇団つきかげ+劇団一角獣」。
大劇場へのステップアップに「真夏の夜の夢」の公演を吉祥寺の大劇場に売り込みするもけんもほろろ。

本人の希望、仲間の希望、月影先生の許可も降りて、パック役で客演することになったマヤの提案で井の頭公演の野外ステージで公演することに。
つきかげ一角獣は大劇場での公演権ゲットなるか。

22巻後半、速水の意向で再びぼっちにされたマヤ。速水に煽られて姫川亜弓とのダブル主演、月影先生も出演する大作「ふたりの王女」のオーディションに挑む。

仲間たちとの共演、久しぶりの月影先生の指導、視察に来た大都芸能の速水真澄もアドバイスと、珍しく主要登場人物が和気藹々と芝居の成功に一致団結する、多幸感溢れる楽しい話。仲間と芝居に打ち込むマヤが充実してて幸せそう。

「華やかな迷路」のどん底から、再びマヤが上昇気流に乗って屈託無く才能を発揮する楽しい展開。マヤの「ふたりの王女」オーディション参加の報を聞いて亜弓さんも思わずワクテカ。

次回、オーディション無双編。マヤ…!恐ろしい子…! 

 

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FSS (NT2019年1月号 第15巻相当) 評論(ネタバレ注意)

ファイブスター物語、連続掲載継続中。「第6話 時の詩女 act4 スプラウト・ソング」。扉絵入れて13ページ。

 

他の号はこちらから。

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  • (扉絵)
  • (本編)
  • (所感)

以下、広告のあとにネタバレ情報を含んで論評しますので閲覧ご注意。

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#ガラスの仮面 18〜20巻 「100万の虹」 評論(ネタバレ注意)

芸能界からの追放同然に大都芸能との契約も解除、何もかも失って劇団つきかげの仲間たちの元に帰ってきたマヤ。

月影先生は考えがあって劇団の練習の参加を禁止。復帰した高校でも演劇部からは入部拒否。

名声も仕事も失い母親を亡くし演技への情熱も失いかけて、前巻最後で速水の計らいと亜弓の「まってるわよ」の一言で「それでも芝居がしたい」と自覚したマヤの、河原で近所の子供達相手にパントマイム当てっこから始まる復活劇。

ガラクタだらけの体育倉庫を舞台にした学園祭のパントマイム重視の一人芝居「女海賊ビアンカ」、好評につき再演、第二弾「通り雨」。演劇部に認められて客演「わが作品No707いとしのオランピア」お手伝いロボット役。

自信を取り戻すも、期せずして亜弓も一人芝居「ジュリエット」、アカデミー芸術大賞を最年少受賞。

観劇して自分とのあまりの差に絶望、更に月影先生の前での「ジュリエット」再現試演を亜弓に見られてマヤ恥ずか死。

高校卒業。月影先生が「紅天女」後継者に出した条件とは。

どん底から再出発ですけど身一つの実力の世界、プロがアマに混じって無双状態。後半暗かった「華やかな迷路」よりだいぶポジティブで読んでて楽しい。 

 

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