#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

#Change! 4巻 評論(ネタバレ注意)

(ラップ…『MCバトル』とか言ったな?
 なるほど つまりは和歌の贈答歌や歌合を
 超高速の即興で回しているようなものか
 韻の踏み方…倒置というか係り結び的というか
 三句…いや 二句切れの体言止めは強調か!?
 …!!む 本歌取りか)

覚醒する天才の話を描かせたら天下一品の作者が描く、お嬢様学校の風紀委員ちゃん・通称「しおりん」がひょひょんのひょんなことからクラブのステージでMCバトルでボコボコにされたきっかけでラッパー、MCとして覚醒・成長していく話。

DJ志望のミキちゃんと出合いMCに目覚めて、今巻は高校ラップ選手権出場前に学校バレ&親呼び出し編。表紙のイケメンは誰かと思ったらお父様でした。

冒頭の042方面の酒造蔵元のミキちゃんち訪問編で既に面白かったですけど、学校バレ&親呼び出し編はギャップも含めて圧巻。静かにキレる主人公、豊富な語彙で語る解説役、やっぱ「め組の大吾」「capeta」「昴」を描いた人だあ。この人の漫画はいつも自分にあまり知らない世界の熱さを伝えてくれる。

高校ラップ選手権も曲者揃いっぽくて楽しみ。
やっと導入終わってエンジンかかってきたと思ったら、いきなりエンジン全開な第4巻。

 

Change!(4)【電子限定ネーム付き】 (月刊少年マガジンコミックス)

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#彼女、お借りします 9巻 評論(ネタバレ注意)

もともとはタイトルから「少年誌でNTRだと!?」と思って読み始めたけど全然そんなことはなかったぜ☆

エロなしデート援交の「レンタル彼女」の美少女・千鶴が、実は同じ大学でついでにアパートの隣の部屋の三つ編みメガネの地味子さんだった。レンタルなのは内緒なのに周囲の友人や元カノ、果ては双方のばーちゃんにまで紹介してしまい引っ込みつかずにさあ大変ラブコメ。

ビジネスライクなレンカノ千鶴の秘密と本音がバレないかドキハラに、フった割に未練な元カノとの三角関係、が軸だったんですが途中からテコ入れ的に押しかけ仮彼女のJKちゃんと、後輩レンタル彼女の非コミュちゃんが追加。

テコ入れ成功で2人とも可愛いんだけど、今んところ話を動かしてるのは元カノ。マジ嫌いなのよね俺。

「フった元カレに女っ気あるのが面白くない」っぽい感じで主人公の新しい恋を邪魔してくるんですけど、恋愛ものでこんな風に暗黒面を引き受けてヘイト稼ぎつつ人間関係をかき回して話を動かして、ほっとくとくっつかない主役2人に刺激を与える悪役、って最近のラブコメではちょっと珍しい。

こんなに漫画のキャラが嫌い(でも読む)なの久しぶり。悪役として出来が良いのかな。

 

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#錦糸町ナイトサバイブ 1〜2巻 評論(ネタバレ注意)

「ご近所にスカイツリーができるから
 どうにか小綺麗にしなきゃっつって
 頑張ったけどちょーっと間に合わなかった街
 それが錦糸町よ!!」

この漫画知らんかったんですけど新刊2巻の発売を機に表紙買いしたら、ものすごい大当たり。

ドラマに憧れてキャバ嬢になるべく秋田から上京したロリな二十歳の突撃ヒロインがなんでか錦糸町のキャバクラと歯医者を舞台に、夢あり、恋話あり、人生あり、お仕事話あり、人情話あり、家族話あり、動物話ありで大暴れするギャグコメディ。

以下、ヒロインによるあらすじ。

「そうだっ
 私 西本小夏(20)は夜の女王になるべく
 東東京最大の繁華街錦糸町に降り立つも面接に惨敗
 あげくの果てにキャバクラの備品を
 派手にぶっ壊し300万の借金を抱え
 たどり着いた夜間診療の歯科医院で
 知り合いのジジイとともに働きながら
 借金を返していくことを決意したんだった!!」

すごい勢いと行動力のあるロリ系でバカ系なヒロイン、身も蓋もなくサバけてて話が早いがどこか暖かさがあっていい味だしてる夜の錦糸町の住人たち。

類似の枠・系を挙げたら「ヒナまつり」枠の「それ町」系かなー。
可愛く楽しくたまにしんみり。

3巻!!早よ!!

 

錦糸町ナイトサバイブ(1) (コミックDAYSコミックス)

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錦糸町ナイトサバイブ(2) (コミックDAYSコミックス)

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#水曜日のシネマ 3巻 評論(ネタバレ注意)

「…店長はもう映画撮らないんですか?」

「…俺くらいの年齢になるとさ」

レンタルビデオ屋、映画マニアばかりの職場で独り、映画鑑賞歴ほぼゼロで劣等感抱えた大学入りたてバイト始めたての女の子・奈緒(18)。

毎週水曜の仕事後に控え室で一緒にお勧め映画観てくれる、映画大好き無精ひげ店長42歳独身を好きになる、「恋は雨上がりのように」の映画好き版。

今巻に登場する作品は「リング」、「BTTF3」、「ラヂオの時間」、架空の映画「科戸の風」。
ちょうど先日、未視聴だった「カメラを止めるな!」をTV放映で初めて観て、御多分に洩れず自分も「ラヂオの時間」を思い出していました。

「恋は雨上がり〜」も途中までしか読んでないんです。GWあたりに続巻買って読もう。擬似親子以外で「若い女の子がおっさんに惚れる話」をまじめに描いていくと、普遍的にこうなるもんなんでしょうか。

一度おっさんに告って、フラれ、ギクシャクして、「お友達」からの再出発の巻。

宙ぶらりんなままの夢の苦さと、「もう映画撮らないんですか?」と訊いてしまえる若さとの、残酷なコントラスト。

良い悪いではなく、断絶でもあり、異世代間コミュニケーションの醍醐味でもあり。

 

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#舞妓さんちのまかないさん 9巻 評論(ネタバレ注意)

京都花街を舞台にした舞妓さんの世界+働く女の子の日常+料理。

青森から上京して舞妓さんを目指すも候補から降りた屋形まかないのキヨ(16)が主人公というかヒロインなんだけど、青森以来の幼馴染で舞妓の百はな(ももはな)の雅で可憐な鉄人ぶり、超人と鉄人のダブルヒロインな感じ。

自分は日常もの好きなのに日常ものの感想レビューを書くのが苦手というか、毎回「ほっこり」「尊い」ぐらいしか書くこと浮かばなくて500字書くのに苦慮するんですけど、この作品についてはあんまり苦にならない。

あんまり知らない舞妓さんの世界が雑学的に好奇心をくすぐるのと、京都の土地柄が持つ独特な詩情に、一流の舞妓を目指す可愛い女の子たちの青春群像劇に、まかないグルメに、とフックが多くて感想書きやすい。

キテレツにキャラ立ってる奴とかいないんですけど、新刊の度に「こいつ誰だっけ」とか思うことが全然なくて、派手な作品ではないですけど、なんてことない漫画ですけど、相当この漫画好きなんだな自分、と思う。あと真っ黒な鉄のフライパンも、自分も大好きです。

自分が死ぬまで続いてくれねえかなコレ。

次巻は、おお、幼馴染の健太が修学旅行で京都に来るみたい。

 

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#超可動ガールズ 2巻 評論(ネタバレ注意)

「私は『考える人』!!
 戦いに来たのではない…この通り丸ごしだ
 ほら見てくれ!!」

「丸ごしっていうか丸だしなんですけど!!」

「ええっ!?『考える人』は芸術なのでそこは許容されるのでは」

「いやいや動いてしゃべったらただのマッチョな変質者だし!!」

部屋に飾ってるSFアニメのヒロインフィギュアが原作の人格と記憶を持って動き出す、コメディ4コマの名手OYSTERのちょっとだけエッチな非4コマギャグラブコメ「超可動ガール1/6」の続編。特に脈絡もなく可愛い女の子たちのおっぱいが見れる。

本領じゃない非4コマの一度終わった作品がリブートしつつアニメ化、OYSTER先生は前世でどんな徳を積んだんだという奇跡のような展開に恵まれた漫画。

長く「ケロロ軍曹」の背景アシを務めてるだけあって空気感もよく似てる。

ガールズに忍び寄る「考える人」をはじめとする謎の別勢力のフィギュア達。
ジャンヌ・ダルクも出てくるけどいろんなソシャゲやカードゲームに出すぎててどのジャンヌ・ダルクなのかよくわからない問題。

OYSTERファンには嬉しいあのキャラもカメオ出演。

アニメ4月開始ということで先生も嬉しそうでなにより。楽しみだねえ。

 

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#からかい上手の(元)高木さん 5巻 評論(ネタバレ注意)

「大きくてくりっとした目とか、鼻が小さい所とか、
 サラサラしてて先がふわっとした髪の毛とか
 お母さんに似てかわいいぞ。」

「ふーん。」

「え…!?あれ!?何でいるの!?」

「ありがとね。まだかわいいなんて思ってくれていて。」

はぁ…なんで俺…赤の他人がイチャイチャしてるだけの話を金はらってまで読んでんだ…

「高木さん」の山本崇一朗先生のアシさんが描いてるそうですが、前巻から1ヶ月経たずにこれが出るわ、師匠の山本先生本人は「高木さん」「くノ一ツバキ」に続いてマガジンで将棋漫画の連載始めるわ、この山本一派の働き者ぶりはなんなんですかね。

ついでにバスタードとガラスの仮面の続きも描いてくんねえかな。

相変わらず「本編」から上手いこと引っ張ってきたオマージュネタ多し。
これ…「本編」の10年後とかに読んだらすごいご褒美漫画だと思うんだけど、同時連載でありがたみが薄れてんじゃないかと、ちょっともったいない気もしてくる。

例えば…今「お茶にごす。」のまークンと部長がイチャイチャしてるだけのその後の話があったらすごいご褒美なわけじゃないですか?

あれ、思ったほど上手い例えにならんな…

あと、おまけ漫画。ええ加減にせえよw

 

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#とつくにの少女 7巻 評論(ネタバレ注意)

童話のような、寓話のような、絵本のような。見た目的には「魔法使いの嫁」に近い。あれが魔女狩りの時代の話だったらこんな感じなんかな。

古風で素朴だけど格調のある美しい絵柄、吉田明彦のデザイン画のようでもあり、宮崎駿のイラストや漫画のようでもある。

生贄として人の世を救済する力を持つとされる少女・シーヴァと、故あって彼女の守護者となった「呪われた者」・先生。

シーヴァの身を狙う、人の城から来た兵士たち。同じくシーヴァの身を狙う「外つ国」の「そとのもの」たち。

近巻では住み慣れた家に居ることができず逃避行となっており、今巻ではシーヴァを家に残して先生が外出した隙に先生・シーヴァともにカラス頭の兵士に遭遇し、2人とも重傷を負ってしまう。

「黒の子」とは、「おかあさん」とは、「白き神」とは、なによりもシーヴァの持つ力とは。多くの謎を残したまま、逃避行も終焉に近づいていく。

少女と怪物の逃避行ということで、有名どころだと映画「レオン」に近い作品。レオンのラストは「ああ」でしたけど、今作のラストはどうなるのか。

物語としては「ああ」はとても美しいんですけどね。読んでる身としては、ハッピーエンドを望んでしまいます。

 

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#魔法使いの嫁 11巻 評論(ネタバレ注意)

家族を喪って自暴自棄から自らを競売に売り、イングランドの異形の魔法使いに弟子兼嫁として落札された女の子がヒロインの、魔法と妖精のファンタジー。

前巻から新章・学院編。大英図書館の地下深くの魔術学院でチセは聴講生に、エリアスは魔法分野の臨時教師に。ハリポタ風。

エリアスの監視役・サイモンの過去話。チセが迷い込んだ霧の中の一軒家の魔女・ラハブ。ステラと灰の目。エリアスの過去話。エリアスとチセの学院までの近道。チセと同室のルーシー。レンフレッドとアリス。7つの盾。同級生アイビーの正体。

チセの交友関係がちょっとずつ広がっていってるの良いね。反面、日常ものとして楽しむには登場人物が多く情報量も多い。

そも「毎話見せ場を」という文法で描かれてなくて、新章の起承転結の「承」にまるまる一冊使った巻という印象。この巻単品では正直そんな面白いもんでもなく話が向かう先のガイドラインもまだ見えず、事件待ちしながら風呂敷広げつつ登場人物の紹介、という感じ。

9巻までの信用の貯金のおかげで、追い追い勝手に面白くなりこの巻の伏線も効いてくるんでしょう、と思う。

次巻は9月10日とのこと、夏あたりに1巻から再度通読しておこう。

 

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FSS (NT2019年4月号 第16巻相当) 評論(ネタバレ注意)

ファイブスター物語、連続掲載継続中。「第6話 時の詩女 act4 スプラウト・ソング〜ショウメ争奪戦 」、Both 3037。扉絵入れて11ページ。

 

他の号はこちらから。

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  • (余談)
  • (扉絵)
  • (本編)
  • (所感)

以下、宣伝のあとにネタバレ情報を含んで論評しますので閲覧ご注意。

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#ザ・ファブル 17巻 評論(ネタバレ注意)

幻の殺し屋組織「ファブル」の天才殺し屋と相棒の女が、ボスの命令で仕事のほとぼり冷ましに顧客の大阪のヤクザの世話になりながら長期休暇がてら一般人の兄妹、アキラとヨーコに偽装して暮らすコメディ成分多めのハードボイルドもの。

平和な暮らしを望むもヤクザの跡目争いに組織「ファブル」のイカレ副長・山岡が面白半分に介入。組長を毒殺、5代目を継いだ海老原をも暗殺目標に中国から2人の「ファブル」を呼び戻し、ファブルvsファブルの舞台を画策。

兄妹が世話になってる海老原の窮地、副長がヨーコの親の仇ということもあり、主人公ラインと山岡ラインの間の緊張が静かに高まる中、アキラはバイトで大事な仕事を任され発奮していた。

アクションシーンはユーカリvsチンピラ、ヨーコvsチンピラ、ヨーコvs山岡と割りと軽めで、嵐の前の静けさという感じ。

新たに登場したゴツい坊主眼鏡のファブル「アザミ」がユーカリみたいにちゃかついてなくて落ち着いた雰囲気で強そう。

状況の節目・砂川の若頭就任、殺されそうなマツと復讐に燃えるヨーコが発火寸前、次回予告は「"ザ・最高傑作の男"、怒るッ−。」とのことで、何があったらあいつが怒るんだ。

次巻、早よ。

 

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#魔都精兵のスレイブ 1巻 評論(ネタバレ注意)

ヒロインの面構えが良い、というか「GS美神 極楽大作戦」の美神さんに似てるよね。
と思ったら内容も共通点多かった。パクリとかじゃなくてね。

各地に突如出現した門、その先は魔都が広がり人を襲う鬼が巣食い脅威となっていた。魔都の特殊な資源は女性にだけ作用し特殊能力を発動させることから、政府は能力者の女性で構成される「魔防隊」を組織し鬼に対抗する。

男子高校生・優希は帰宅中に魔都に迷い込んだところを魔防隊七番組組長・京香に救われる。彼女の能力は生命体の潜在願望を叶える義務と引き換えに奴隷として使役・強化し戦わせる能力だった。

鬼の大群に囲まれた絶体絶命のピンチ、京香は優希を奴隷として使役する契約を結ぶ。そう、エロ盛りの男子高校生の優希を…

という能力バトルもの。バトルで活躍すると自分の能力に逆らえない京香さんからちょっとエッチなご褒美。合法的にセクハラしていい横島くんという感じ。

バトルもコメディも絵もすごくいいセンいってて長く読みたいものの、まだ微エロなものの活躍するほどご褒美のエロ度が上がり、中ボス倒した日にゃセックスぐらいはしなきゃいけない感じの制度設計、少年漫画で最終回まで保つのかしらこの漫画w

 

blog.livedoor.jp

#大家さんは思春期! 10巻 評論(ネタバレ注意)

メガネ地味リーマンが引っ越した先のアパートの大家さんは可憐な女子中学生だった。

お色気なし、ラブ要素なし。
ほっこり、ほんわか、ほのぼの。この漫画を一文字で表すなら「ほ」。

おばあちゃん子で家事が得意で節約上手でしっかり者で説教くさくてぶっちゃけ少しババくさいチエちゃんと、彼女を見守るちょっとダメだけど良い人揃いのアパート住人たちやご近所や商店街の住人たち。

NHKの朝ドラの原作にしても安心。たぶん掲載誌「月刊 孫」とかだと思う。

漫画史上、一部の4コマ漫画たちがギャグのレベルを主にシュールな方向にハードル上げてしまったけれども4コマ漫画ってもともとこうだったよなーという癒し。

えー中身の話を全然してないんですけど、そもそも自分は日常系って好きなんだけど感想書きにくいんですけど、その中で一番書きにくいんですよねコレ。

Amazonの前巻9巻のレビューで「飽きてきた」って書かれてたんですけど、いや飽きんの遅ぇよw3巻くらいの時点で既に「飽きる」とか超越しちゃったよこの漫画。

マジNHK朝ドラいけんじゃねえのコレ。「大家さんは思春期」はちょっとアレなんで「チエちゃん!」とかに改題して。したら毎朝観るわ俺。

 

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#渡くんの××が崩壊寸前 7巻 評論(ネタバレ注意)

「つき合うことに反対なのは前に言ってた
 『何かあったら困る』からですよね?
 何かってセックスのことですよね?」

「そうよ セックスのことよ」

「ラーメン大好き小泉さん」で著名な作者の、両親を亡くして小4のブラコンの妹のお世話しながら叔母の家にお世話になってる男子高校生が主人公のラブコメ。

ミステリアス幼なじみ美少女・紗月(さつき)と、清楚系クラスメイト美少女・紫(ゆかり)のダブルヒロイン。妹もピノコみたいでかわいい。でも主要キャラ全員ヤンデレ風味。

前巻、紫の部屋で彼女主導でセックス寸前までいったところで紫ママに見つかる、という痛恨事から、今巻は少々ヤンデレめいた紫ママの追求。

ネタバレなんであんま書かないですけど、むしろ主人公と上品クール美人な紫ママの相性が良さそうなので、主人公が紫ママにセックスの手ほどきされる薄い本ください。

もともと続きを読みたい動機が紗月のミステリー性だったこともあって、ヒロインの紫より紫ママに萌えちゃうくらい、ここんとこの紫メインの展開にあんまノれてなくて読む理由みたいのが迷子になっちゃってんですよね自分。

たぶん読む側の問題なので、次巻が出る前に1巻から再度通読しておこう…

 

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#ソウナンですか? 4巻 評論(ネタバレ注意)

「私が投げるからここにしろ!!」

「う…嘘だっ…!!」

「ほら もう一息だアスカ!!」

「もう顔は見えてますよアスカさん!!」

「これでみんな助かるわ!!」

「やっ…やだぁ…あああああああ…」

またやりやがったこの作者w
こいつらイカダに乗るとホントろくなことねえなw

美少女を描けないというか描く気がなさそうな「山賊ダイアリー」の岡本健太郎が、人に作画を任せて原作を務める、修学旅行の飛行機が洋上に墜落して生き残った女子高生4人の無人島サバイバル漫画。岡本健太郎の描く女の子も味があって可愛いと思うんだけどね。

前巻最後で罠にかかったイノシシのトドメ、料理して宴、保存食。
百合疑惑、島内探索、他の漂流者の遺留物、二手に分かれて生活、イカダ漁でサメと遭遇。

前巻、イカダで漂流した際の水分補給に汚水を口移しで■■から摂取するという漫画界に衝撃を与えるシーンがありましたが、今巻ではイカダ漁中にサメに遭遇。サメの気を逸らすための起死回生の策とは!?

原作者がサバイバルのために割とカジュアルに飲尿する人なのでさもありなんというか、遭難中の極限状態なのである程度は何描いてもセーフだと思ってるフシがw

まあ実際ソウナンですけど。

 

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