#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

ミステリー・サスペンス

#化物語 12巻 評論(ネタバレ注意)

西尾維新の原作を大暮維人がコミカライズして週刊少年マガジンに掲載の鉄板漫画。キャラデザVOFAN準拠。こんなに美麗な絵でコミカライズされると原作冥利に尽きるでしょうね。ちなみに自分は原作とアニメを消化済み。 順番を入れ替えて、羽川の猫のエピソー…

#DEATH NOTE短編集 評論(ネタバレ注意)

大ヒットとなった00年代の名作「デスノート」の短編集。 「Cキラ編」初出2008年、実質44ページ。 本編最終回から数年後、リューク以外の死神によってまたも人間界に持ち込まれたデスノート。今回の所有者は安楽死を望む老人を殺し続けていた。日本の警察が手…

#BEASTARS 22巻 【完】 評論(ネタバレ注意)

いい表紙。 動物たちが直立歩行し服を着て暮らす社会を舞台にした何かと示唆に富む青春もの。 主人公はハイイロオオカミのオス。学園内の食殺事件の犯人を決闘で倒し、その過程で友人の足を食った罪に耐えかねて学園を去った、強く不器用で心優しいレゴシ。…

#SPY×FAMILY 6巻 評論(ネタバレ注意)

凄腕スパイ・暗号名「黄昏」に下った新たな指令は、妻と新小学生の子どもを調達して敵国の名門校のPTAに潜入し、平和を脅かす危険な黒幕に近づくこと。 任務のために孤児院で適当に選んで引き取った娘・アーニャは、他人の心が読める超能力者だった。 ひょん…

#紛争でしたら八田まで 4巻 評論(ネタバレ注意)

表紙のメガネ美女、「地政学リスクコンサルタント」の八田百合がクライアントの依頼を受けて世界を股にかけて紛争を渡り歩き、地政学の知識と思考と調査能力と護身術で解決していく、美女!メガネ!インテリ!ハードボイルド!ワールドワイド!なかっけーお…

#天国大魔境 5巻 評論(ネタバレ注意)

石黒正数のストーリーもの、ポストアポカリプス、AKIRAっぽくもあり、寄生獣っぽくもあり。シリアスでハードでミステリーでグロテスク。 2本立てでストーリーが進展してて、 ①学園パート「学園」と呼ばれる高度に科学化され閉鎖された環境で、職員達に観察さ…

#トニカクカワイイ 14巻 評論(ネタバレ注意)

理系天才フリーター・ナサくんと、謎多きクール美少女・司(つかさ)さんの、なんか可愛い男の子と女の子の新婚生活ラブコメ。 SFファンタジーな司さんの秘密を匂わすだけ匂わせつつ、触れずに初々しいラブラブ新婚夫婦の日常に的を絞って、余力を感じるとい…

#恋と嘘 11巻 評論(ネタバレ注意)

超・少子化対策基本法、通称「ゆかり法」施行後の日本。国民の遺伝子情報を国が把握し、16歳になると最良の結婚相手を「政府通知」される社会。 クラスの高崎美咲に片想い中の根島由佳吏は意を決して告白し、彼女も由佳吏をずっと好きだったとわかった夜、16…

#Thisコミュニケーション 2巻 評論(ネタバレ注意)

20世紀後半、地球人類は外来のクリーチャー群に敵性認定され滅亡の危機に瀕していた。各国はクリーチャーの攻撃と内輪揉めで滅亡し、わずかばかりの人類が生き残るばかりだった。 主人公・デルウハは放浪の果てに長野県松本市の地下シェルターに隠れた研究所…

#紛争でしたら八田まで 3巻 評論(ネタバレ注意)

12月の新刊予定にこの作品の4巻が載ってたので、早いうちに追いついて備えておきましょう。 表紙のメガネ美女、「地政学リスクコンサルタント」の八田百合がクライアントの依頼を受けて世界を股にかけて紛争を渡り歩き、地政学の知識と思考と調査能力と護身…

#紛争でしたら八田まで 2巻 評論(ネタバレ注意)

表紙のメガネ美女、「地政学リスクコンサルタント」の八田百合がクライアントの依頼を受けて世界を股にかけて紛争を渡り歩き、地政学の知識と思考と調査能力と護身術で解決していく、美女!メガネ!インテリ!ハードボイルド!ワールドワイド!なかっけーお…

#薬屋のひとりごと 7巻 評論(ネタバレ注意)

なろう小説のコミカライズ。古代中国の華やかな後宮を舞台に美女ありイケメンありミステリーあり。 人攫いに後宮の下女として売り飛ばされた薬師で毒マニアの少女・猫猫(マオマオ)が、謎のイケメン高官・壬氏(じんし)の引き合いもあって上級寵妃のお付き…

#BADON 3巻 評論(ネタバレ注意)

オノ・ナツメの現作、煙草が超高級品な「ACCA」世界観、首都・バードンが作品タイトルで舞台。 リコ、ラズ、ハート、エルモの4人の男は、それぞれ犯した罪でヤッカラの刑務所に収容されていたが、国王代替わりの恩赦・減刑で刑期が明け、4人で煙草店を営むべ…

#氷菓 13巻 評論(ネタバレ注意)

アニメでお馴染み、お前らの好きなえるたその氷菓です。 地方の高校の古典部の1年生の男女4人が、学校を舞台に数々の謎を解明する探偵もの風の青春もの。平凡な成績の省エネやれやれ野郎ながら推理力だけなんでか突出してるイケメン高校生・折木奉太郎が主人…

#紛争でしたら八田まで 1巻 評論(ネタバレ注意)

表紙のメガネ美女、「地政学リスクコンサルタント」の八田百合は、イギリス・バーミンガムでの休暇中、仕事の依頼の連絡を受ける。次の仕事はミャンマーの日本企業の工場での紛争の解決。 1週間でミャンマー語をマスターした八田はロンドン・ヒースロー空港…

#バトゥーキ 9巻 評論(ネタバレ注意)

女子中学生・三條一里はブラジル・マフィアの現ボスの落とし胤だったが、本人はそのことを知らず、組織の末端構成員の夫婦に日本で育てられた。 組織構成員B・Jは組織の跡目争いに一里を参加させるべく、育ての両親を誘拐。 同じ頃、カポエイラ(カポエラ)…

#化物語 11巻 評論(ネタバレ注意)

西尾維新の原作を大暮維人がコミカライズして週刊少年マガジンに掲載の鉄板漫画。キャラデザVOFAN準拠。こんなに美麗な絵でコミカライズされると原作冥利に尽きるでしょうね。ちなみに自分は原作とアニメを消化済み。 順番を入れ替えて、羽川の猫のエピソー…

#娘の友達 6巻 評論(ネタバレ注意)

相変わらず表紙詐欺みたいなキュートでコケティッシュな表紙。 1年前に妻に先立たれ、高校生の娘は登校拒否で引きこもりに、会社では昇進を控えるものの係長として四六時中張り詰めて過ごしている市川晃介(アラフォー、後に課長に昇進)。 一時の安らぎを求…

#シャドーハウス 6巻 評論(ネタバレ注意)

「あるところに貴族のまねごとをしている者たちが住んでいました 人々は誰もその者たちの顔を知りません なぜなら顔がないからです そこで『シャドー一族』は彼らの"顔"として 『生き人形』を従えることにしました」 ゴシック・ロリータ・ホラーとでも呼ぶべ…

#トニカクカワイイ 13巻 評論(ネタバレ注意)

理系天才フリーター・ナサくんと、謎多きクール美少女・司(つかさ)さんの、なんか可愛い男の子と女の子の新婚生活ラブコメ。 SFファンタジーな司さんの秘密を匂わすだけ匂わせつつ、触れずに初々しいラブラブ新婚夫婦の日常に的を絞って、余力を感じるとい…

#ヴァンピアーズ 4巻 評論(ネタバレ注意)

14歳の少女・一花は祖母の葬式で出会った同じ年頃の金髪のとても美しい少女・アリアに一目で心を奪われる。アリアは不思議な眼の力で周囲の人間の疑問を霧散させて屋敷に居着き、一花と共に探し物をし、また一花の首筋から血を吸った。アリアはようやく見つ…

#【推しの子】2巻 評論(ネタバレ注意)

地方の病院に務めるアイドルオタな産婦人科医師・ゴローのもとに双子を妊娠したお腹を抱えて訪れた少女は、彼が熱狂するアイドル・アイ(16)だった。驚きショックを受けたゴローだったが、身近に接するアイの人柄に魅了され、彼女の出産を全力でサポートしよ…

#七つ屋志のぶの宝石匣 12巻 評論(ネタバレ注意)

公家〜武家から続く名家の、離散の間際に女当主から質入れのカタに預けられそのまま質流れした幼い少年・顕定、それから20年弱?ぐらい後。 質屋の孫娘の高校生で宝石の「気」が見えるインスピレーション派の天才肌・志のぶ。 成人して宝石店の外商となった…

#BEASTARS 21巻 評論(ネタバレ注意)

「そうだ…いつも目の前にはこいつがいた 俺が草食と肉食の関わりについて ウジウジと…本当にずーっとウジウジと悩んでいる時も いつだって俺の目の前には… この爪の生えたデカい両手が視界に入っていた どんな命でも奪えてしまうようなこの手を持っていなが…

#東京入星管理局 2巻 評論(ネタバレ注意)

銀河の端、連邦の末端である地球には、常に連邦法に違反した宇宙人が入星していて、女子高生のラインとアンは入星管理局の局員として違法入星した宇宙人を日々取り締まっている。 あらすじ見るとJKバトル版「メン・イン・ブラック」、もしくはSF版「逮捕しち…

#とつくにの少女 10巻 評論(ネタバレ注意)

童話のような、寓話のような、絵本のような。外形的には「魔法使いの嫁」に近いけど、まったく別もの。同じレーベルなので毎回発売日がカブる。吉田明彦のデザイン画のように古風で素朴だけど格調のある美しい絵柄。 生贄として人の世を救済する力を持つとさ…

#魔法使いの嫁 14巻 評論(ネタバレ注意)

「問題が次から次へと山積みだ 竜の盗難 魔法使いの姉弟 蛇髪族の子供 禁書は奪われ 生徒は実習で妖精に襲われ 今度はその保護者が上で襲撃される」 家族を喪って自暴自棄から自らを競売に売り、イングランドの異形の魔法使いに弟子兼嫁として落札された女の…

#SPY×FAMILY 5巻 評論(ネタバレ注意)

凄腕スパイ・暗号名「黄昏」に下った新たな指令は、妻と新小学生の子どもを調達して敵国の名門校のPTAに潜入し、平和を脅かす危険な黒幕に近づくこと。 任務のために孤児院で適当に選んで引き取った娘・アーニャは、他人の心が読める超能力者だった。 ひょん…

#バトゥーキ 4〜8巻 評論(ネタバレ注意)

女子中学生・三條一里はブラジル・マフィアの現ボスの落とし胤だったが、本人はそのことを知らず、組織の末端構成員の夫婦に日本で育てられた。 組織構成員B・Jは組織の跡目争いに一里を参加させるべく、育ての両親を誘拐。 同じ頃、カポエイラ(カポエラ)…

#バトゥーキ 3巻 評論(ネタバレ注意)

女子中学生・三條一里はブラジル・マフィアの現ボスの落とし胤だったが、本人はそのことを知らず、組織の末端構成員の夫婦に日本で育てられた。 組織構成員B・Jは組織の跡目争いに一里を参加させるべく、育ての両親を誘拐。 同じ頃、カポエイラ(カポエラ)…