レッツ2匹目のドジョウ!
なんでもないです。
記事の趣旨としては投票締め切りが明日の「次にくるマンガ大賞」の
tsugimanga.jp
パクリ私家版です。
・「既刊5巻以内」だとちょっと数が多くなりすぎるので「既刊3巻以内」にします。
・単巻〜3巻で完結済みの作品も、迷ったけど対象にします。
・同じ☆数同士の順番は単純に読んで記事にした順なので他意はないです。
前の記事で「4段階評価なのになぜ☆6なのか」とコメントがあったので、書いたら角が立つ補足をあえてするとこんな感じです。
★ 読まなかったことにする(ブログ記事対象外)
★★ 自分の好みじゃなかった(ブログ記事対象外)
★★★ 面白かった
★★★★ すごい好き
★★★★★ 愛してる
★★★★★★ 人生のお供
「満点は☆5にして欲しい」とのコメントもありましたが、こう「限界突破」的なアレで気に入ってるので、イヤどす。
じゃあ、そういう感じで。
★★★★★
前回の記事とカブるので寸評は割愛します。
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★★★★
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2019.12の刊なのでここに載せるのは本来おかしいんですけど、自分のブログなのでどうせ自分の匙加減ひとつなのでまあ別にいいやと思った。どうしても先発とサムネを託したかった。
美少女JK、能力バトル、エロ、バイオレンス、そしてチェーンソー。
あらすじを読んでも意味がわからないと思うけど、意味なんかより大切なことがあることをこの漫画は教えてくれる。
シリーズの歴史はチェンソーマンより遥かに古く、既に実写映画化済み。コアな、というよりカルトな人気を誇る。みたいです。自分は初心者なのでこの「reflesh」から。
もとは巡回先のアキバBlog買い。
★★★★
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「かぐや様」信者なので。
人気作のスピンオフ4コマと言ったら、一昔前は愛を込めて生暖かく見守るファンアイテムといった風情でしたが、最近のスピンオフはレベルが高くなりましたね。
マスメディア部の二人を主人公にしたギャグ4コマで本編の裏話的位置づけ、本編に逆輸入されるキャラ解釈も。
本編ファン向け、ファンアイテムなのは間違いなく、独立して楽しめるものではないとは思いますが、本編作者・赤坂アカの良いところを公式二次創作なのを良いことに遠慮なく盗んで、巻が進むほどキレッキレの面白さに。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
単巻小説のコミカライズ。ヒトを自殺病に陥れる寄生虫に犯された、常に死の影がつきまとう成年男子と未成年女子の淡雪のような恋の行方。
ストーリーに直結する寄生虫の生態が徐々に解き明かされていく過程がスリリングでミステリーっぽい。
単巻小説のノベライズだけあって、長くて叙情的で文学的なセリフ回しながら構成に無駄がなく、コンパクトな巻数で美しく完結。
もとは巡回先のアキバBlog買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
作者は「惑星のさみだれ」「スピリットサークル」で著名な水上悟志のお弟子さん。
偏った用語に独特すぎる世界観、レトロな漫画文法、荒唐無稽でセカイ系な展開ながら「風の谷のナウシカ」と同じテーマに着地した、カオスでフリーダムなSFボーイミーツガール。
難解というよりも、刺さる読者層が狭そうだけど、刺さると癖になるわけのわからないエモさ。現実時間の経過とともに賞味期限が過ぎて腐っていくギャル語で回してるのが刹那的でまた良い。
もとは巡回先のアキバBlog買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
自己顕示欲の強いなんちゃってお嬢様が、目つきと愛想が悪いだけのなんちゃって不良な自分探し系の少年に、付け焼き刃の哲学の知識をレクチャーする未満ラブコメのボーイミーツガールもの。
「哲学ヤベェ…やっぱアンタ ハンパねぇな」
「(このホメられ方なんか新鮮…!!」
出オチの一発ネタを引っ張らずに単巻でスマートに完結。素晴らしい。
巡回先のアキバBlog買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
「少女週末旅行」大好きなので。
公式アンソロジーに偏見を持っているんですが、原作がとても好きな作品なので1巻を買ってみたら、知ってる作家さんの手のものは少なかったものの、非常に出来の良い短編ばかりで意外だった。
二次創作を描きやすい原作なのか、最近のアンソロジーってみんなこんなにレベル高いんだろうか。
2巻も前巻に続き、原作者ご本尊によるスピンオフ短編も有り、満足度の高かった一冊。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
15世紀半ばのイタリアから地中海沿岸を舞台にした、ガールミーツガールからの少女中世旅行。中世で女の子2人で大丈夫?って感じですけど、作者があとがきで曰く「優しい世界」の話にしたとのこと。
自分は高校の選択科目で日本史だったんですが、世界史や地理も学んでみたかったな、と思わせる歴史紀行もの。タイトルの割りにエーゲ海以外を渡りすぎでウケる。
もとは巡回先のアキバBlog買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
作者買い。
小学館漫画賞受賞作の「恋は雨上がりのように」の作者の新作は、香港・九龍城砦を舞台にしたOLの日常恋愛もの。の皮を被ったSFミステリー?
前作のスピリッツから今作はヤンジャンに移籍。設定や作話も前作のイメージを払拭して新機軸を打ち出したい意欲が見える。
近未来を感じさせる背景設定にも関わらず、もう存在しないはずの九龍城砦が舞台であるなど、謎の多い日常に加えて、1巻の気になるラスト。続巻が待ち遠しい一冊。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
古代中国で千年生きた九尾の狐・廣天たち精怪(妖怪)と人との交わりをコミカルにシリアスにロマンチックに。楽しくもどこか哀しい、人と妖の交わる逸話の数々。
前に1巻に☆5をつけたので、個人的には「オーバーエイジ枠」気味に思える作品。
今月出る続巻で、主人公の出生の秘密に関わり今なお暗躍する悪女?の真意が明らかになると思われ、たぶんまた泣かされる予感がしたのでこの巻は手控えた。☆5じゃない理由はそれだけ。
もとはAmazonのkindleランキングで見かけたのがきっかけ。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
「ちょっとした怪異」を扱いながらあくまで家族や友人、隣人などの人間関係にスポットを当てた日常もの。妖怪や怪異によるトラブルは理不尽に襲ってくるものでなく「人間の心」が引き起こすもの、とする作品群のひとつ。
「蟲師」で著名な作者の現作。
日本の風景フェチの作者が「風景描ければなんでもよかったので編集の言いなりで描いてる」とも取れるあとがきを書いてて、どこまで本気なのこの人w
作者買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
「やがて君になる」の作者の短編集。作者買い。特徴的なペンネーム強い。
短編の良いところは、作者が読者の顔色を伺う暇もなく終わってしまうので、作家の個性が出やすいところだな、と思った一冊。「やがて君になる」より濃い口です。
ただ、発売日当日を過ぎてまでAmazonの商品概要で「『やがて君になる』の新作短編が収録される」と、事実と異なるアナウンスがされていたことは非常に残念。出版社として猛省してください。
短編集そのものは素晴らしいにも関わらず、初見の感想は「とてもがっかり」でした。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
発刊カレンダーで見てタイトル買い。
ボイチェンしてイケメンゲーム実況者としてチャンネル登録20万人を誇る女子高生が、リストラで暇そうなパパをゲームに誘い、そのヘタ面白いゲーム実況を美少女ボイスにボイチェンしたらメガバズでバ美肉してしまう、という異色の父娘コメディ。
タイトルの「巨乳JK」は表紙左のおっさんです。
出オチの一発ネタなような、ネタは無限にあるような、2巻以降どうなるんでしょこの漫画w
★★★★
aqm.hatenablog.jp
作家買いというか、タイトル買いというか。
「けいおん」の焼き直しを時間を巻き戻して同じ世界観、同じ時間軸、別の高校、別のキャラたちで。大ヒット作の焼き直しだけど、要するにこの作者は女子高生のバンドもの4コマが描きたい漫画家で、漫画は面白ければそれでいいので。
キャラが変わった目新しさもあってやっぱ面白いわこの人の漫画。オリジナルメンバーのチラ見せもカメオ出演+おまけ漫画にたまに登場、とちょうどいい塩梅。
一読者としてはブームの再来なんかなくて良いので、着実に描きたいものを描いていただきたいと思います。それが一番、私が読みたいものです。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
「少女終末旅行」のつくみず先生の新作は、女子高生2人の少し不思議なんかファンタジーなダルくてユルくてアンニュイな不条理日常4コマ。
舞台は現代の日本の4コマ漫画ですが、半分ギャグコメディ、半分は詩という感じ。静かで少々難解な立ち上がりながら、「少女終末旅行」のテイストが好きだった人は割りとすんなり楽しめると思います。
転生したかのようにチトとユーリがカメオ出演。嬉しい。我ながらチョロい。
作家買いですが発売見落としてて、巡回先のアキバBlog買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
aqm.hatenablog.jp
「女性の生きづらさ」と社会人らしさ、女らしさ、自分らしさという、はてなーが興味を持ちそうなテーマの非4コマのお仕事もの。
端的に言うと「煙草を吸うなんて女らしくない!」という言葉にどう応えるべきか、というお話。はてなーらしくなく喫煙者の自分はなかなか興味深く読みました。
あまり押し付けがましくなりすぎずに、描きたいことを描ききって、言いたいことを言い切って、綺麗に終わったように思います。
2巻の感想の半分以上をFPSゲームの冗長な話に費やしていて、我ながら意味がわからない。なんだこの文章は。
巡回先のアキバBlog買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
「幼女戦記」でお馴染み、同志カルロ・ゼンによる、架空の欧州を舞台にした情報・防諜・公安もの。
作者の表現がことごとく陰惨かつ偽悪的で問題作のように見えて、やってることは「攻殻機動隊」の原作とそんなに変わらない。うるさいネットイナゴを殴って黙らせるようなスカッと感、ある種のハードボイルドの類型のような気も。
この原作者の作画ガチャの馬鹿ヅキは一体なんなのか。オーディションとかしてんのかな。でも連載進行中の3作、角川、講談社、この作品は新潮社と、バラバラなんですよね。
もとは巡回先のアキバBlog買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
人間と魔族の百年戦争の終結から10年。人間と魔族が共存する街、リンド・ヴルムで魔族医として診療所を営む人間の少年・グレンと、助手でツンデレのラミア(蛇女)・サーフェの、お医者さん日常もの。空想世界の「魔物と医療」を想像して膨らませた漫画。
ちょうどこの7月からTVアニメ化。既刊2巻でもうアニメ化とはずいぶん気が早い気もしますが、角川ならさもありな…徳間書店だったわ。すんません。
原作が集英社で既に8巻出てるラノベの、TVに先行して始まったコミカライズなんですね、なるほどなるほど。話のストックには困らなさそう。
もとは何きっかけで買ったのか憶えてない。タイトル買いかな…
★★★★
aqm.hatenablog.jp
id:jou2 さんがブコメでオススメされてた作品。
猫を知らない宇宙人が地球で猫に出会ってメロメロになって繰り広げるドタバタコメディ。基本的に猫・犬・ハムスターなど地球の生物のモフモフな愛らしさにクールな美少女宇宙人が悶絶してるだけの漫画。
もう出オチの一発ネタそのもので展開もワンパターンなんですけど、黄金のワンパターンのゴリ押しで力づくで笑わせにくるという無敵殺法。「はじめの一歩」で、「世界一のワンツー(基礎技術)」で鷹村を追い詰めたデビッド・イーグルを思い出します。
テコ入れに新キャラ増やしてもやってることずっと一緒でそれが面白いんやもん、こんなんズルいわw
★★★★
aqm.hatenablog.jp
四少年宇宙漂流記とでもいうか、「彼方のアストラ」チックな世界観を舞台に繰り広げられるギャグコメディ?でいいのかな。なぞらえて「汚いアストラ」とも。
ジャンプらしいうるさく下品なギャグも面白いんですけど、登場人物に女性不在ながら、「(表紙真ん中の)クリス(♂)がガチで可愛い」で割りともってしまっているというか、開き直って武器になってしまっていて強い。
今月(というか明日)の新刊もとても楽しみ。
巡回先のアキバBlog買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
民間業者が拾って宇宙船業者の町工場に持ち込まれた、宇宙を漂っていたデブリと思われた脱出ポッドの中にいたのは、金髪の幼女だった…という今んとこアットホームな「宇宙よつばと!」。砂鉄とソラ、町工場の棟梁の親父とべらんめえ娘のマキちゃんの宇宙人幼女受け入れSFホームコメディ。
話の縦軸には主人公の父親が参加し消息を絶った、惑星の有人探査の謎。というというSFミステリー。
少年誌然とした作風ですがビッグコミックなんで青年誌。エグそうな悪役が出てきて今後の展開がAQM心配。
もとは巡回先のアキバBlog買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
進学高の1年生、不眠症に悩む少年と不眠症に悩む少女が、昼寝場所にしようとした学校の天文台で出会うボーイミーツガール。
特に理由もないのに自分の気持ちを恋と認めてはいけないと思っているかのような少年と少女。いやもう青春眩しすぎておっさん読んでて目が潰れそう。
前に1巻に☆5をつけたので、個人的には「オーバーエイジ枠」気味に思える作品。
前作、前々作から安定した作風で「ザ・『作家買い』作家」という感じ。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
士郎正宗による原作漫画「1.5」、草薙素子が公安9課を去った後の続編の、そのまた続編という位置付けの新シリーズで、士郎正宗の原作シリーズに比較的近い世界観。
攻殻機動隊の、コメディスピンオフではない新作を描くというのは常に士郎正宗の原作や数多ある映像版と比較され、読者の期待も高い大変ハードルが高い仕事ですが、サスペンス・ミステリータッチながら真っ向勝負で挑んでいて好感が持てます。
新ヒロイン・ツナギのキャラも良いです。メタ的に少々不吉な名前ですが。
作家買いならぬ、「攻殻」買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
馬場大学の新入生・佐藤は怪しげで強引なサークル勧誘から救ってもらった縁で、ティム・ローレンツ教授の講座を履修する。教授が教鞭を執るのは社会学、専門は安全保障。授業初日、紳士と思われた教授は学生たちを突如「テロリスト予備軍」と呼び非難、罵倒するのだった…
「幼女戦記」でお馴染み、同志カルロ・ゼンによる、「テロリズムとは?」から始まる「反テロリスト」論。
善し悪しや好悪は一旦置いといて、刺激と読み応えはあります。「鵜呑みにしちゃいけないな」と思いながら読んでたら「鵜呑みにするな」とテロール教授自身も言ってくるような、そういう漫画。こちらは講談社。
作家買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
「3年間いろんなマンガを描いたんですが全部ボツで…
ネタ尽きたんで自分の日雇いに行った時のことを
マンガにしたらすげーほめられ いろいろあって今です」
自堕落で虚無的な無職生活日常ギャグコメディ4コマ。くだらなく他愛のない、陰キャでニートでモラトリアムな「あるある系」ですけど、気弱で優しくて、生々しい。
主人公も作者も幸せになって欲しい。あと俺も幸せになりたい。
巡回先のアキバBlog買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
狸が化けた美少女が、狐が化けた美女を師匠と仰いで落語家を目指す、大正浪漫で上方落語なファンタジーコメディ。
ストーリーと落語の噺を上手く絡めた話が増えて、キュートなルックスながら、なんというか「落語をやってる女の子の漫画」が段々「落語の漫画」になってきた感。アニメ化したら声優さんが大変なやつ。
ヒロインの"まめだ"もさることながら、クールな師匠の文狐が時折り見せる意外な一面がとてもチャーミング。
もとは巡回先のアキバBlog買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
すげえタイトルだな。
熊狙いのライフル持ち女性猟師・チアキ(31)に密着取材を申し込むフリーライター・伊藤。2人は熊を求めて日々、北海道の山中に入る。
ライフル抱えた若い女性が主人公というキャッチーな設定と、クマの恐怖や狩猟の闇の描写の生々しさのギャップの混沌が、ちょっと目が離せない。
以前、「人里に降りた熊、射殺」がニュースになった時、googel検索経由でこの作品の記事へのアクセスが急上昇しました。意味がわからない。
もとは巡回先のアキバBlog買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
誕生時に病院で他家の赤ん坊と主人公が入れ替わっていたことが1ヶ月前に発覚、取り違え相手の一家(実の両親)と初の面会の会食に向かう途中、奇妙な行動をしている美少女と遭遇する。取り違え相手の少女、天野エリカ。両家の両親は二人を「結婚させれば二人とも両家の息子・娘じゃん!」と取り違えのリカバリーを画策。
ハーレムラブコメ「五等分の花嫁」が大ヒットといっていい人気を博した週刊少年マガジンで、その終了と入れ替わるようなタイミングで始まったラブコメ漫画。マガジンとしては「五等分の花嫁」のヒットをぜひ再現させたいところ。
名ラブコメは得てして意外なところから出てくるというか、「期待の大型新作」は序盤から名作と比べられ叩かれて迷走しがちで難しいもんですが、序盤なんでまだわからんけど、期待を背負った気合がほとばしっている。
もとは、なんかの記事で「マガジン期待の新作ラブコメ!ポスト五等分の花嫁!」と言われてたので興味を持って、1巻が出るのを待ち構えていました。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
「ストレッチ」のアキリ先生の新作。前作に続いて百合で同居なガール・ミーツ・吸血鬼ガール。耽美な表紙だけど読み味は「ストレッチ」の日常コメディに乗せた詩情のまま、前作好きだった人はすんなり楽しめる。
永遠の生命を持つ吸血鬼の悲哀を伺わせる描写こそあれ、平行して次第に一花の周囲に増えていく、吸血鬼の仲間たち。オバケのQ太郎みたい。
前に1巻に☆5をつけたので、個人的には「オーバーエイジ枠」気味に思える作品というか、この人も一度ハマるともう作家買いですよね。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
「ぐらんぶる」の作者の二毛作。バカコメの匠がハーレムラブコメを描くと予想の斜め上のすごいバカな漫画になりました。バカラブコメと寺を舞台にした色欲・煩悩と解脱というテーマがエッジが効いて好相性。
「困ったら全裸マッチョ」でお馴染みの「ぐらんぶる」と同じ作者とは思えない、可愛い女子比率の高いハーレムラブコメですが、「ぐらんぶる」と同じぐらい頭が悪いのでたぶん同じ作者だと思います。
と思ったけど、そういえば「ぐらんぶる」は原作者がいるんですよね…どういうことだ…
もとは巡回先のアキバBlog買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
寮住まいで勤めていた会社が倒産して無職になった"みちる"。迷子の女の子を送ってたどり着いた先の人手不足のホテルの「住み込み三食付き」の条件に惹かれて働き始めたら、前述のとおりの人外専門ホテルだった。ちなみに迷子の女の子は子ギツネの変化だった。という、楽しげなファンタジーお仕事日常もの。
ファンタジーの中でも人と神・妖怪・モンスター等の仲の良い異種間交流ものがお好きであれば是非。絵も女性誌向けのスッキリした線で読みやすくて可愛らしい。
巡回先の「きんどるどうでしょう」の新刊チェックの際に表紙買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
高校に入学した、コワモテ系男子・松林颯太。前の席の、お嬢様系女子・宮膳桜。二人はお互いに相手と友達になりたいと思っていた。ラブコメのだいぶ「最初の方」にフォーカスした元ヤン少年・ミーツ・お嬢様のクラスメイト・ラブコメ。
いかにもSNS時代っぽい小品で「拡張4コマ」っぽい構成ですけど、俳句や短歌のように限られたスペースにテーマを込めて表現する美みたいな。
正直ちょっと量産型ラブコメ感もありますけど、このジャンルでは絵が見やすく可愛らしいのは強い武器ですね。
もとは巡回先のアキバBlog買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
家事も仕事もしないアラサーのヒモを養っていることが社内で広く知れ渡っているOL・万里子を中心とした社会人恋愛ギャグ4コマ。
2009〜2012年に連載され1巻の発売は2011年。販売ふるわず、長く2巻が出版されませんでしたが、苦節9年、kindle版限定ながら完結巻である2巻が出たという作品。
この人も4コマの名人につき、完全に作者買い。6月は3冊も出て完全に瀬戸口みづき先生祭りでした。
作家買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
前に1巻に☆5をつけたので、個人的には「オーバーエイジ枠」気味に思える作品。
ピクシブで神BLイラストをアップし続ける神絵師・ミスミ(16)と、彼女に心酔し熱烈な感想コメを寄せ続ける腐女子OL・アイ(26)の、タイトルどおりBL好きな2人のガールミーツガール百合コメディ。
そういえば最近その界隈の増田がちょっと話題になってて、旬といえば旬ですね。
anond.hatelabo.jp
もとは巡回先のアキバBlog買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
安全保障上の緊張を孕み、極東で世界から孤立する小さな社会主義国家コルドナ。独裁者の急逝により、最高指導者の座を世襲で継いだのは建国の革命家の孫娘(9歳)だった。という北朝鮮をモデルにしたキュートでハートフルな独裁者ギャグコメディ。
重大な難局に子どもならではの膝から崩れ落ちそうになる策を連発。
☆5でも別にいいと思うんですけど、最終巻でたぶん泣かされる予感がするので、そのために温存してます。
もとは巡回先のアキバBlog買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
長年連れ添った津軽弁の農家の老夫婦・正蔵とイネは、ある夜目覚めると二人とも青年期のイケメンと美女の姿に、特に理由もなく若返っていた。
若返った二人に孫娘ははしゃいで甘え、息子の嫁はときめき、息子は動揺し、老人会はざわついたが、60年近く連れ添った二人はそこまで動じることもなく、しかし少しずつ若返った身体でのかつての日常を取り戻していく。
という理不尽ファンタジーな日常コメディ。
知り合いの恋バナ聞いてるみたいなふっつーのラブコメだった前作から好きな作者さんなので、ちょっと奇抜な設定に「どうしたの急に?漫画みたいな漫画描いて」と思いました。
作家買い。
★★★★
aqm.hatenablog.jp
4コマの名人・瀬戸口みづき先生祭りだった6月の〆は、黒髪おさげと八重歯がキュートで面倒くさがりで何でも麺つゆで食う女・面堂 露(めんどう つゆ・26歳独身)、略して"めんつゆ"がヒロインのお料理・グルメ4コマ。
ほどよい人数の登場人物がみんなキャラ立ってて可愛いので、4コマらしく軽く楽しめてとても良い。
いや、めんつゆ、立派だよ。俺最近めんどくさいのと、深夜4時までやってる店見つけちゃって、出前ばっかだよ…
作家買い。
★★★
ぶっちゃけ☆3で十分面白いです。
しょせんこのブログでの☆の数なんて私の気分と匙加減ひとつなので、天気と睡眠時間と腹の満ち具合でコロコロ変わります。
aqm.hatenablog.jp
ご覧の通り新作チェックはアキバBlogへの依存度がとても高いです。
流れとしては
①ここで翌月の新刊チェックして
calendar.gameiroiro.com
②自分のカレンダー化して
aqm.hatenablog.jp
③ここで翌日の新刊チェックして
tomorrowcomic.hateblo.jp
④ここで当日の新刊チェックして
kindou.info
⑤ここで発売済みの新刊チェックして
blog.livedoor.jp
が巡回ルートのルーチンですが、知らない作家の知らない新作はタイトルと著者名を一覧で見てもピンとこなかったり、好きな過去作がある作家も著者名は覚えてなかったりで、チェックし漏れちゃいますねぇ…
オススメの巡回先があったら自薦・他薦で教えてくらさい。諸般の事情で毎回ブクマはいたし兼ねますが、こっそり巡回します。
じゃあ、終わりでーす。